日鍛バルブ株式会社 | Challenge Creation Speed

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トップメッセージ:株主の皆様へ

株主の皆様に於かれましては、時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。また、平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。

さて、当社は1948年の創業以来、エンジンバルブの専門メーカーとして様々なお客様と多くの歴史を築いてまいりました。古くは零式戦闘機のエンジンバルブでありますし、記憶に新しいところでは1990年代のF1レーシングカーへの特殊エンジンバルブの提供と年間優勝への貢献です。しかし、「日鍛といえば二輪車用エンジンバルブ」という自他共に認める歴史と実績があります。世界で圧倒的なシェアを誇る日本の二輪車メーカーから絶大な信頼を得て、原付バイクからMOTO GPレース車までありとあらゆるニーズに応えて行く高い技術と柔軟な生産力を強みとしてまいりました。そうしたコアな強みは現在でも脈々と受け継がれており、華々しい四輪自動車からニッチなチェーンソーや草刈り機まで極めて裾野の広い市場で高い評価を得ております。

零式戦闘機が空ならば、舶用部品は海で、その商品力が負けず劣らずの高評価をいただいております。船舶用エンジンバルブは2000年代初頭に事業再編を行い、4サイクルエンジン用バルブに集中特化しましたが、現在では極めて安定した事業に成長しました。精密鍛造歯車と可変動弁製品も新たなニーズに応えられるよう、新たな顧客開拓や商品化を目指しております。

世界に目を向けますと当社グループも12社と拡大し、それに伴って管理や統治に関する体制づくりにも努めてまいりました。2008年のニッタン・グローバル・テック設立をはじめ、海外統括室の組織化によりグローバルで俯瞰する仕組みを整備しております。 国内では企業に対してコーポレート・ガバナンス・コードやスチュアード・シップ・コードがより厳しく求められるようになりました。これまで以上に厳粛な対応を取るとともに、コンプライアンス体制のグローバル展開もその一環と捉えてリスクの排除に努めてまいります。

また、2015年には新事業へ挑戦するべく、無農薬野菜の生産・販売会社である株式会社Shune365(シュンサンロクゴ)を設立いたしました。「なぜ農業!?」と意外に思われるかも知れませんが、環境省認定の「秦野名水」が流れる当社周辺の豊かな自然環境をご覧いただければ、この挑戦にご納得いただけるかと思います。

これからも当社は、広く社会、経済或いは文化の変化にも敏感な企業であることを目指すことで、企業価値と社会的責任、社会貢献を果たせるように努めてまいる所存でございます。

株主の皆様には、今後とも一層のご愛顧とご支援、ご指導を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

代表取締役社長 金原利道