日鍛バルブ株式会社 | Challenge Creation Speed

創業者である柴柳新二の
「日本の鍛造業を立派なものにしたい」という想い、
ひいては日本のものづくり力を底上げしようという
大きな志が今も息づいています。

日鍛バルブの歩み

It's used at such. - こんなところに使われています

当社製品は、普段なかなか目にすることができないところに使われておりますが、
当社の主力製品であるエンジンバルブは、乗用車や二輪車をはじめとするエンジン内で重要な役割を担っております。
また、ローラーロッカーアームなど、エンジンバルブ周辺の動弁系部品も手掛けており、ユニットによる製品開発や
商品展開を可能としております。
さらに、乗用車だけでなく建設・産業・農業用車両にも搭載されるデファレンシャルギアには、
当社の精密鍛造工法で製造された歯車が活躍しております。

動弁機構

動弁機構

エンジンの動弁部品

現代社会において、主要な動力源であるエンジン。
乗用車のエンジンは、約5000個の部品から成り立っています。
その中でも、当社の主力製品であるエンジンバルブは、燃焼室に面しており、燃焼時に 繰り返し発生する圧力を密閉する必要があるため、信頼性・耐久性が求められる重要部品です。
また、RRAとHLAは、カムシャフトからの入力を、摩擦抵抗を減らし、正確にエンジンバルブに伝え、燃費改善に貢献しています。

吸気用エンジンバルブ
シリンダー内に空気/混合気を吸気、密閉するための弁です。
排気用エンジンバルブ
シリンダー内で発生する高温の燃焼ガスを密閉、排出するための弁です。
ローラーロッカーアーム
カムとの摩擦抵抗を低減する部品であり、燃費に寄与することができます。
油圧式ラッシュアジャスター
燃焼室内の温度変化により発生するエンジンバルブの熱膨張/収縮に応じて、バルブクリアランスを油圧で自動調整する部品となります。

差動装置

差動装置

デファレンシャルギア

エンジンからの動力を左右のタイヤに適切に振り分け、コーナリングをスムーズに行えるようにするのがデファレンシャルの役目です。デファレンシャルユニット内では、当社の精密鍛造技術で作られたベベルギア(傘歯車)が活躍しています。
1963年にBLW社と技術提携を行い、精密鍛造歯車の製造を行っております。鍛造工程の時点で精密な形状に成形できる精密鍛造工法で、幅広いサイズやデザインに対応しています。高い技術を活かして、常に新たな領域での製品開発に挑んでいます。

精密鍛造歯車

What is Engine Valve ?エンジンバルブとは?

二輪車・四輪車から農機や建設機械、チェンソーや芝刈り機などの汎用製品、船舶から発電機まで、
さまざまな製品のエンジンに搭載されている部品です。

エンジンを心臓にたとえるなら、
エンジンバルブは心臓の弁といえます。

エンジンバルブ エンジン内部の燃焼室では、吸い込んだ空気とガソリンの混合気を圧縮、燃焼させ、燃焼後のガスを排出するという一連の動きが連続して行われています。エンジンバルブはその吸気口と排気口に設置されており、適切なタイミングで常に開いたり閉じたりする動きをしています。
※吸気口のエンジンバルブ(吸気弁)よりも排気口のエンジンバルブ(排気弁)のほうが高温(Ex.市販車の場合は800℃~1000℃、レーシングカーの場合は1000℃以上)にさらされるため、より一層の強度が求められます。

その他、自動車の差動装置に採用される歯車(ベベルギア)、エンジン動弁系部品であるバルブリフターやローラーロッカーアームなど、当社のものづくりは“動力(機械等を動かす力)”と切っても切れない関係にあります。

Manufacturing Capability - ものづくり力

Technology技術

日鍛バルブのコア技術は、
戦前より続く優れた鍛造技術です。

鍛造(Forging)とは
金属の加工法のひとつで、ハンマーやプレス機等で金属に力を加えて成形する方法のことです。金属に圧力を加えることです。金属内部の気泡などの隙間を圧着させ、結晶が整い、強度の高い製品を作ることができます。

鍛造技術自体は紀元前から存在するもので、たとえば、世界に誇る日本刀も鍛造品のひとつです。
もちろん当社の製品も鍛造技術なしには存在しません。

Manufacturing Process製造工程

日鍛バルブの製品は
熱間鍛造技術と機械加工技術によって生み出されています。

製造工程

かつては1工程につき職人1人が張り付いて作業していた時代もありましたが、現在の製造ラインでは機械化・自動化が進んでいます。鍛造精度の向上・工程の削減・設備台数の削減・人員削減など、日々、製品の低コスト化のための製造ライン構築が求められています。

当社では独自に開発した合理化ラインであるNGV(Next Generation Valve)ラインを構築しています。技術の精度を向上させながら鍛造から機械加工までの工程集約を図り、人の手による作業を最小限に抑えたことで自動化ラインを実現。また、これまでより少ないスペースで生産能力を拡大することができ、生産性を向上させることに成功しました。“止まらないライン”、“不良品ゼロ”などをコンセプトに当社独自のNGVラインの進化は今後も続いていきます。

Product Development製品開発

設計・製造・生産技術・営業との緊密な連携により、
お客様の幅広いニーズにお応えできます。

  • 市場を先取りした先行開発
  • 社内シーズを形にする開発
  • お客様や協力メーカーとの共同開発
  • お客様のご要望や課題解決のための製品開発
製品評価・解析、性能・信頼性試験用設備は本社技術センターに集約

これまで携わってきた製品開発の中で蓄積された精度の高いデータに基づき、日鍛バルブ独自の評価・解析技術を築き上げてきました。お客様との共同検証にもスムーズに対応できる環境を整え、高品質かつ低コストな製品開発をサポートしています。

Quality Control品質管理

日鍛バルブは品質管理においても“ニッタン流”。

ISOやTSの取得はもちろん、その精神にのっとった独自の品質チェック基準を設けています。

「図面通りに確かな品質の製品をお客様とお約束した通りの作り方でつくる」、これはものづくりにおける基本中の基本です。それを実現するためには日々の地道な改善活動が欠かせません。不良品を出さない生産プロセスの構築を目指すNPM活動には特に力を入れています。

また、当社ではグローバルに拠点を展開しているため、作業指導や手順にもより一層の工夫が求められます。たとえば、寸法を測る作業ひとつにしても日本でのやり方を押しつけることはしません。各拠点に最適な作業指導・手順を十分に検証し、採用しています。

品質を厳しくチェックする正しい目、たゆまぬ改善活動、適材適所のマネジメントがニッタンブランドを支えています。

お客様の最適調達を可能とするアジア・北米・欧州の3極生産体制